サンマリノ神社

サンマリノ神社は、2014年6月22日にサンマリノ共和国のセッラヴァッレ地区ポデーレレズィニャーノに建立された、ヨーロッパ初の本格的な神道式神社です。この神社は、東日本大震災の犠牲者の方々を慰霊するとともに、日本とサンマリノ共和国との友好を深める象徴として建設されました。

神社のご祭神は、太陽の女神であり日本の文化における中心的な存在である「天照大御神」です。サンマリノの地に祀られたことで、両国の文化的つながりと平和への願いが込められています。

建立の背景

2011年の東日本大震災は、日本国内外に大きな影響を与えました。サンマリノ共和国もこの悲劇を深く受け止め、犠牲者を追悼し、日本との友好の証として、神道文化を取り入れた神社を建立することを決定しました。日本サンマリノ友好協会がこのプロジェクトを支援し、完成に至りました。

鎮守奉祝祭

神社の完成に際して行われた鎮守奉祝祭には、日本から政治、外交、学術、産業など多岐にわたる分野の著名な方々が多数出席しました。特に注目されたのは、日本の安倍晋三前首相の母である安倍洋子様のご参加です。この祭典は、両国の友好関係の深化を象徴する重要な行事となりました。

サンマリノ神社の意義

サンマリノ神社は、単なる慰霊の場としてだけでなく、両国の文化交流の架け橋としての役割を果たしています。神社は、訪れる人々に平和と調和のメッセージを伝えるとともに、日本文化の精神をサンマリノ共和国で感じることができる特別な場所となっています。

サンマリノ神社公式WEBサイト

マップ

Via dei Dativi, 75, 47899 Lesignano, SanMarino

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